Looking For Love
1981年リリースされた「MSG 神話」の7曲目に収録されています。ドラムがコージー・パウエルということもありイントロからダイナミックですね。また、ゲイリーの歌メロもよくて私は好きです。そしてマイケルのギターもしびれます。ソロの初めのフレーズがいいですね。何といっても、くすぶるようなシェンカー節に続くユニゾン・チョーキングは鳥肌が立ちます。フェイドアウトで終わります。
1983年ロンドンのハマースミス・オデオンで行われたLIVEです。LIVEアルバムで「ROCK WILL NEVER DIE」1984年リリースされています。VIDEO も出ています。メンバーは。サイドギター&ボーカルにデレク・セント・ホルムズ、キーボードにアンディ・ナイ、ドラムにテッド・マッケンナになっています。このビデオを買ったのは「Looking For Love」が収録されていたからです。当時の「ROCK WILL NEVER DIE」のオリジナル版には「Looking For Love」は入ってなかったのです。(リマスター版には収録されていますが・・・)初めて見たときはとにかく感動的で、とにかく動くマイケルを見れただけで満足していました。でも今から振り返るとこの「Looking For Love」ってあまりLIVEでやらなかったので、このライヴ映像の「Looking For Love」が貴重な映像になったぁと改めて見てみると、当時のカメラ・ワークの特徴なのでしょうか、カメラがステージ上にあるのでしょう。正面から撮影されていなくて下からだったり、やや後ろでギターネックの後ろからだったりとマイケルのギターワークをじっくり見れません。肝心のマイケルのソロになると他のメンバーにカメラがスイッチされたりマイケルの顔だったり、あまり手元を映していません。サウンドと指の動きは合っているようなのでリミックスされていないようです。でも、とにかくカッコいいです。間奏のソロもライヴでしか聞けませんね。エンディングのソロも緩急があっていいです。終わり方もカッコいいです。
2000年 5月東京 赤坂ブリッツでの「Looking For Love」ボーカルはキース・スラックです 。ちょっと落ち着いた感じの「Looking For Love」に仕上がっています。エンディングのソロの初め辺りにミスタッチがあったようですが、それでもカッコイイです。
Red Sky
1983年にリリースされた「BUILT TO DESTROY」の7曲目に収録されています。いきなりのリフが印象的で、これぞマイケル・シェンカーって感じの曲です。間奏ではスローテンポになる辺りギターの重奏は官能的です。エンディング・ソロでは耳に残るフレーズが展開されます。この曲、いいですねぇ~。
1983年ロンドンのハマースミス・オデオンで行われたLIVEです。イントロ、間奏、エンディングとそれぞれ印象に残るフレーズがあり、またそれがカッコイイですね。間奏のスロー・テンポの時のギターソロはオリジナルにはないLIVEでしか聞けませんね。カッコイイです。こんなにいい曲なのに、あまりLIVEで演奏しないのはどうしてでしょうか。
1982年マイケルシェンカーは「ASSAULT ATTACK」をリリースします。初めてマイケル・シェンカーの曲を聴いたのがこのアルバムです。聴いた時期はリリースされた2年後の1984年でした。このアルバムは駄作がなく、何といってもマイケルのギターとボーカルのグラハム・ボネットのバランスが良く完成度が高いです。個人的な好みになりますがグラハム・ボネットが関わったバンドのアルバムを聴きますと、どれも気に入ってしまいます。1983年にアルカトラスが「ALCATRAZZ」をリリースして衝撃デビューしますが、やはりお気に入りになってしまいます。STEELERのイングヴェイ・マルムスティーンを起用したことでも注目されていて「ISLAND IN THE SUN」「JET TO JET」「TOO YOUNG TO DIE,TOO DRUNK TO LIVE」などはシンプルにカッコいいです。また「BIG FOOT」のイントロなども大好きです。そして、グラハム・ボネットの声質と4オクターブあるといわれている声域、迫力ある超人的な声量がカッコ良くて聴き込んでしまいました。そのグラハムとマイケル・シェンカーがコラボレーションしているアルバムを聴いて、初めてマイケル・シェンカーを知ります。もともと「ALCATRAZZ」のアルバムは聴いていて「Assault Attack」を聴きますので、まず「グラハム・ボネットが歌っている」ことはすぐに気付けます。しかしギターが全然違いますので「このギター誰?」となるのは必然です。そこから「マイケル・シェンカー」というギタリストにのめり込むようになっていきます。「速さ」ではなくメロディー、フレーズ、トーンやギターソロの構成や緩急・・・「静」と「動」と言いますかマイケルが醸し出すギターの世界観がしみ込んでくるようで、「もっと聴きたい」と魅了されます。そして、「THE MICHAEL SCHENKER GROUP 帰ってきたフライング・アロウ」(1980年リリース)のレコードを買いました。当時は情報が今のように豊富ではありませんでしたので、レコードのジャケットに書いてある情報と帯を熟読し「勘」で買うことになります。家でレコードに針を落としヘッドホーンで聴いた記憶があります。CDのようにスキップできませんので1曲目から順に聴いていくので1曲1曲噛みしめて聴き込んでいきました。自分の中では「勘で買ったけど・・・当たり」と確信しました。その後、海賊版のカセットテープが売られていて「HEARD&HEAVY ROCK」という怪しいタイトルのテープを購入すると中には70年代ハードロックが収録されていて、その中にUFOの「ROCK BOTTOM」がありました。聴いて衝撃&感動します。友人に聞くと「マイケル・シェンカー」であることを知り早速「UFO」のレコードを買いに行きますが、あいにく「PHENOMENON」が置いてなくて、近所のレンタルレコード屋でレンタルして初めてUFOのアルバムを聴きます。「DOCTOR DOCTOR」「ROCK BOTTOM」を聴いてどうしてもレコードを手に入れたくて収録曲を見て「STRANGERS IN THE NIGHT UFOライヴ」(1979年リリース)を買います。またこれも「当たり」で、後で知りますがUFOの代表曲が詰まっていて、さらにSTUDIO TRACKが聴きたくなりレコードを次々と買って聴くということを1984年頃にしていました。するとある日、本屋へ行くと「BURRN!」という雑誌を発見します。ペラペラと中を見ると洋楽のメタル中心の内容でその場で思わず読み込んでしまい、後に定期購入することになり唯一の情報源になります。1980年ころから友人に誘われギターを弾き始め、下手くそPlayerですが自分たちで楽しむ分には十分すぎる趣味でした。「Fが鳴った」とか「Am on Gの小指が押さえれた!」みたいな程度です。そこから「ペンタトニックス・スケール」の練習やら、コピーだと称して好き勝手に弾いたりして・・・二人でお互いの自宅でギターを持ち寄りギターを弾いたりレコードを聴いたりしていました。ある日、友人がベースを購入しバンド活動し始めます。そのライヴを見に行くなどして、いつの間にかその友人の影響を受けます。1984年その友人のバンドのライブで「Looking For Love」を演奏していたのですが、上手かったのです。てか今となっては記憶もあいまいで印象だけしか残っていませんが当時の自分にとっては「カッコいい」と思ったのは確かですw。この曲を聴くとその頃を思い出します。